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【PR】生徒と社会をつなぐ小さな一歩。坂戸高校と大正製薬のキャリア教育授業事例

更新日:2021/02/03

「今日の授業は一般的な授業ではありません。」

 

埼玉県立坂戸高等学校(以下:坂戸高校)で情報の時間を担当している石丸先生は、こう口火を切って授業を始めました。

 

学校の先生の多くは、「総合的な探求の時間」に生徒たちに何を提供し、どんな学びを得てもらうか日々悩み、試行錯誤されています。忙しい時間の中で生徒たちの未来により有益なものを提供したい、社会との接点を持たせてあげたいという先生たちへのひとつの提案として、2020年12月2日に行われた、坂戸高校と大正製薬のオンラインキャリア教育授業を紹介します。

総合的な探求の時間の使い方

平成30年に改訂された高等学校学習指導要領で設けられた、「総合的な探究の時間」という科目の目標のひとつとして、以下の文言が記されています。

 

実社会や実生活と自己との関わりから問いを見いだし,自分で課題を立て,情報を集め,整理・分析して,まとめ・表現することができるようにする。(文科省:高等学校学習指導要領比較対照表【総合的な探究の時間】

 

坂戸高校は、総合的な探求の時間を利用して、地域の団体や、一般企業とコラボレーションした授業を展開しているそう。今回の大正製薬とのコラボレーション授業は、大正製薬側からの提案から始まって実現しました。

 

当日の授業を担当した大正製薬の小山さんは、その想いについてこう語ってくれました。

 

「製薬会社としての使命といったものをお伝えしながら実際に大正製薬を身近に感じていただくことができたら一番ありがたいなと思っています。我々は一般用医薬品最大手のメーカーとして、少子高齢化による医療費の増大という社会的な問題に対してセルフメディケーションを推進することが効果的だと考えています。話を聞いた生徒たちだけでなくその周囲の人にも伝えていただき、この問題を一緒に解決していきたいという思いがあります。」

 

以前は、修学旅行の一環で大正製薬の本社に来ていただいた学校に授業を実施することや、実際に大正製薬の社員が学校に出向いて出張授業を行うこともあったそうですが、新型コロナウイルスの影響が懸念される今は、オンラインで授業を実施しているそうです。

生徒たちの興味を引いた製薬会社のお仕事

 

授業中に話されたのは、大きく分けて「製薬会社の仕事」と「セルフメディケーション」、そして小山さんがやっている仕事の具体例として「リポビタンD」のプロモーションについて紹介されました。

 

製薬会社の仕事については、新薬の開発期間や新薬開発の成功率といった話から、「理系じゃなくても製薬会社には入れるの?」というよくある質問から話を広げて、製薬会社にどんな仕事があって、どんな人たちが働いているのかを説明。

 

授業後のアンケートによると、生徒から最も関心が高かったのがこの部分であり、新薬の開発から承認までの期間の長さに驚き「コロナウイルスのワクチン承認のニュースがどれだけ重大なことなのか実感がわいた」という感想や、「大変そうな仕事だけど、やりがいがありそうだなと思いました」という仕事への興味を引いた感想など、それぞれ生徒たちにとってよい時間になったようです。

 

 

ほかにも、生徒たちの感想を見てみると、それぞれがいろいろな理解に結び付いていたことがうかがえます。

 

『自分の健康は、自分で守る』ことで若い人の負担が減るという考え方に驚かされました。」

「その時の人口や年齢層、流行りなどによってCMなどの宣伝方法を変えることで売り上げに貢献していることがわかった。」

「まだなりたい職業が決まってない自分にとって、マーケティングはとても興味深かったです。」

 

高校側も企業側もやりたいことはたくさんある

 

授業後には、坂戸高校の石丸先生にも感想を伺ってみました。

 

「本来は対面授業でその場の空気感、リアクションを感じながら授業をしていただけるのがベストかと思います。しかし、コロナ禍の現状においてオンラインでできる最大限の授業をしていただけましたので大満足です。リアルタイムで質疑応答もさせていただき、生徒たちも新しい視点が持てたかと思います。限られた時間の中ではありましたが、WINWINの時間を過ごさせていただけたことに感謝しています。」

 

また、こうしたキャリア教育の授業に対しての想いについて伺うと、生徒の未来を考えて社会との接点とを大切にしていることが伝わってきました。

 

 

「自分が担当している情報科の授業は現状大学入試に直結するというよりも、大学に入った後、社会人になった後に必要不可欠な実践力を養っているということを感じてもらいたいと思っています。社会人にはどのような能力が必要とされていて、どのように仕事をされているのかを直接お話いただけるという貴重な機会でしたので、それを授業内で実践できたことは非常に良い試みであったと考えています。」

 

『情報科の授業の中で勉強していることと、自分たちが生きている世界に存在する仕事・物・事象は、どこかで必ず繋がっている』。私は、それを意識させることを授業の目標としています。例えば、自動販売機はどのようなプログラムで制御されているのか、知的財産権は文化・芸術をどのように保護し、その発展に寄与しているのか、社会人は企画書・プレゼンテーションをどのような観点で評価し、世の中に新しい企画を生み出していくのか。今後も様々な企業の方のお話しとともに、授業を進める機会を作っていきたいと考えています。」

 

同じように大正製薬の小山さんにも、これからやっていきたいことについて伺いました。

 

 

「自分の健康は自分で守るというセルフメディケーションの啓発活動は、我々から発信するだけでは足りていませんし、業界全体からの発信も足りていません。そういった推進活動を学生のみなさんだったらどうやるのか、一緒に考えてくださったり、一緒に実行していただいたり、そのほかにも商品やパッケージを考えるといった、マーケティング活動を通した授業もいいと思いますし、何か生徒さんたちにもっとうまく提供できることがあるのではないかと思っています。」

 

「自分がどういう人になりたいか、どういう職業に就きたいとか、そういったものをできるだけ早く見つけていただけると、そこに向けて自分が何をすればいいのかわかっていくと思います。それを早く見つけていただいて、主体的に考えていく習慣づくりのお手伝いができたらと思っており、この活動を増やしていきたいと考えています。」

それぞれができることから

今回のコラボレーション授業は、大正製薬の出張授業というパッケージがあり、坂戸高校には「情報」の時間内という、担当の先生の裁量で実施できる枠があったことから実施に至ったケースとなります。

 

双方の提供できるものがうまくはまったため、どの学校でも実施できるものではないのかもしれません。ですが、今回の取り組みは学校内の1クラスで2限分の授業時間で行われました。

 

学校内には授業を受けられなかった生徒もいましたが、小山さんの「話を聞いた生徒たちだけでなくその周囲の人にも伝えていただき、一緒に解決していきたいという思いがあります。」という言葉の通り、自ら家族や同級生に発信することで自分ごと化し、自分たちが生きる未来を少しでも明るくしていこうという意識を高めるきっかけにもなるのではないでしょうか。

 

「なにかやりたいけれど大変そう」

「どう調整していいのかわからない」

 

という方も、できる範囲ではじめられる方法を模索してみてはいかがでしょうか。

 

▼大正製薬への出張授業に関するお問い合わせはこちら

 大正製薬株式会社 マーケティングPR部 学生PR担当(ta-koyama@taisho.co.jp

 

提供:大正製薬株式会社

 

     

執筆者:キャリア教育ラボ編集部